2001-04-17 ArtNo.25794
◆現代自動車、納入業者にチェンナイ工場付近への移転要請
【チェンナイ】Hyundai Motor India Ltd (HMIL)は納入業者に、タミールナド州チェンナイ近郊Sriperumbudurの同社工場付近に製造拠点を移すよう要請した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月13日伝えたところによれば、HMILのA.P. Gandhi社長は同紙に以上の消息を語った。
それによると、同社は4月5日に催された納入業者会議の席上、以上の要請を行った。目下のところ、コンポーネントの60%は同社工場に隣接した工業団地の入居業者から調達している。同団地に入居する納入業者16社中12社は、インド企業と韓国企業の合弁会社で、2社は韓国企業が完全出資している。他の納入業者も同団地に入居するなら文字通りのジャスト・インタイムが実現する。HMILの製造規模は拡大しつつあり、移転は納入業者にもメリットが有る。カレンダー・イヤー2000年の製造台数は8万6000台を記録、今年は10万台に達する見通しだ。HMILは納入業者が今回の呼びかけにどのように対応するか様子を見ている。2000-01年度の営業額は3040クロー(US$6.51億)前後に達したものと見られ、純益も前年の60クロー(US$1285万)を上回ったはずと言う。
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