【ムンバイ】インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)は先行き見通しの不透明や不十分なインフラストラクチャーと言った要因が存在するにも関わらず2001-02年度の国内総生産(GDP)成長率を6.38%と予想した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月12日伝えたところによれば、CIIのチーフ・エコノミスト、Omkar Goswami氏は12日に催された“経済とビジネスの先行き”に関するセミナーの席上、サービス部門がGDPの52%を占めるインド経済は今年6.38%の成長を遂げるとの見通しを示した。同氏によれば、6%は今や新たなヒンドゥーの成長率で、これには極めて不十分なインフラストラクチャー等、全ての要因が織り込まれている。しかし6%を超え7%乃至はそれ以上の成長を実現するのは、非効率で、遅々とした意思決定構造から見て非常に困難と言う。