2001-04-11 ArtNo.25747
◆主要5空港の地上サービスに大手国際企業多数が入札
【ニューデリー】ルフトハンザ、ユナイテッド・エアラインズ、スイスエア等、トップ航空会社の子会社を含む数多くのグローバル・リーダーが、国内主要5国際空港の地上サービス権獲得を目指し、入札に参加した。
エコノミック・タイムズが4月10日報じたところによれば、インド政府は2月に年間600クロー(US$1.28億)と見積もられる当該ビジネスの入札を募集した。その結果、48社が入札申請書類を持ち帰ったが、実際に応札したのは17社だった。目下のところ5空港の地上サービスはAir India、Indian Airlines、インド空港局(AAI:Airports Authority of India)、Cambata Aviationにより経営されている。
これまでに入札を申し出た17社中10社が一次選考を通過しており、これらの企業には、1)ルフトハンザ子会社のGlobeGround、2)シンガポール航空(SIA)とTaj Caterersの合同チーム、3)United Airlines/Emirates/Interglobe/Ogdenのコンソーシアム、4)Cambata AviationとSwissportの合弁会社Galaxay Aviation、5)スイスエアの地上サービス子会社、6)American Airlinesの元子会社Worldwide Fleet Servicesが含まれる。
この他、地元の7)Chennai Airport Terminal Service、8)Apron Servicesと南アフリカApronの合同チーム、9)Bhadra InternationalとTDIのチーム、10)Samardh Aviation IndiaとブラジルSataの合同チームが一次選考を通過している。またCambataはスイスエアとは別個に独自入札している。
ムンバイとデリーの空港には各4社、チェンナイ/カルカッタ/ティルバナンタプラムの空港には各3社の地上サービス・エージェントが指名される。これら新規指名されたエージェントは既存のAir India、Indian Airlines、AAI及び民間企業Cambataとサービスを競うことになる。
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