2001-04-10 ArtNo.25735
◆ポリマー、向こう数ヶ月間にさらに10~20%下降
【ムンバイ】国内ポリマー・メーカーは、輸入品価格がかなり大幅な下降を見たことから、製品の値下げを強いられている。
インディアン・エクスプレスが4月7日報じたところでは、国際市場における原油価格の軟化とポリマー需要の減退が相俟って汎用プラスチック価格の下降を生じさせている。原油価格は過去1ヶ月間に20%値下がりした。こうした中でReliance Industriesも、Indian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)も最近、それぞれ製品価格を下方修正した。
全インド・プラスチック製造業者協会(AIPMA)のArvind Mehta会頭によると、ポリマー加工業者の需要が低調なことから、ポリマー・メーカーは、値下げと同時に、個々の顧客に値引きをオファーしている。こうした状況は今後もなお持続し、ポリマー価格は向こう数ヶ月間にさらに10~20%下降する見通しだ。
|