2001-04-09 ArtNo.25723
◆ヒマチャルプラデシュ州、バイオテクノロジー・パーク開発
【チャンバ】ヒマチャルプラデシュ州政府はSolan県にバイオテクノロジー・パークを設ける方針を決めるとともに、バイオテクノロジー産業振興の青写真を作成した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが4月6日伝えたところによれば、ヒマチャルプラデシュ州政府オフィシャルはPTI通信に以上の消息を語った。それによると、Solanから数キロの地にバイオテック・パーク開発用地が既に確保されており、バイオテック・パーク建設の他、バイオ・リソースの保護・開発、研究開発(R&D)活動の強化、税制措置を通じたバイオテック企業家の育成、労働法の改正等、バイオ産業を振興するための様々な措置が講じられる。
ヒマチャルプラデシュ州は薬草や微生物の宝庫で、気候もオフシーズンの野菜栽培に適している。州内の35%の土地は寒冷な砂漠で、薬草、香辛料、芳香植物の栽培、植林、園芸に向いている。州内には3295種類の植物が存在し、内95%が同州に特有なもので、州内で使用される薬品の25%はこれらの植物を原料にしている。こうしたバイオ資源を利用し、州内の産業を振興するのが主要な目的。
バイオテクノロジー・プロジェクトには優先ステータスが認められ、安定した電力供給が確保される。労働法は既に改正されており、投資プロジェクトの認可窓口は一本化されている。50クロー(US$1071万)以上の投資にはメガ・プロジェクトのステータスが認められ、土地コストと印紙税は50%補助されると言う。
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