2001-04-09 ArtNo.25722
◆Shantha/ABL、近く薬用植物合弁会社Shantha Botanicals設立
【チェンナイ】アンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のShantha Biotechとタミールナド州チェンナイ拠点のABL Biotechnologiesは、萌芽期を迎えた世界の薬用植物市場の成長の波に乗じ、共同で薬用植物バイオテック・ベンチャーに乗り出す。
エコノミック・タイムズが4月6日、ABL BiotechのK O Isaac重役(MD)の言を引用し、報じたところによれば、これ以前にタミールナド州Tiruchendur付近に国内初の海事生物工学合弁会社Shantha Marine Biotechを創設した両パートナーは、間もなく払込資本8乃至10クローの新会社Shantha Botanicalsを設立、新プロジェクトに着手する。新会社にはABL Biotechが60%、Shantha Biotechが40%出資する見通しだ。ABLは国際プレーヤーをプロジェクトに迎え入れることも検討している。
Isaac氏は既に6年前にアンドラプラデシュ州Dindigul県に近いSirumalai地区に200エーカーの土地を取得したが、リソース不足から同プロジェクトを棚上げにして来た。
新合弁会社は向こう4年間に30~40クロー(US$642万-857万)を投資、タミールナド州Madurai近郊Sirumalaiに最先端の研究施設を設け、植物の調査、栽培、採集、加工を手掛ける。
様々なソースから採集された各種植物組織は、試験栽培された後、農家に供給され、大量生産される。薬用植物の90%は契約栽培される見通しと言う。(SEAnews2001-03-15号参照)
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