2001-04-09 ArtNo.25716
◆KIOCL、AP州鉄鉱山の採掘権獲得、ペレットも製造
【ヴィジャヤワダ】政府系鉄鉱会社Kunremukh Iron Ore Company Ltd (KIOCL)はアンドラプラデシュ州政府からPrakasam県Ongoleにおけるロー・グレード鉄鉱石の採掘ライセンスを発行された。同社は別に400クローを投じ同地にペレット製造施設も設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月6日報じたところによれば、アンドラプラデシュ州政府の鉱業/地質部長A. Uma Madhava Reddy女史はこのほど以上の消息を明らかにした。それによるとチャンドラバブ・ナイドゥ首席大臣は4月12日に当該プロジェクトの起工式を主宰する。
ビハール州に次ぎ国内第2の鉱業資源州、アンドラプラデシュ州の鉱業収入は1994-95年の223クロー(US$4775万)から2000-01年度の522クロー(US$1.18億)に拡大、今年は630クロー(US$1.35億)、2、3年後には1000クローに達する見通しだ。
これまでに多国籍企業を含む少なからぬ企業にライセンスが発行されており、多国籍企業De Beersには11県におけるダイヤモンドと金の探査権が付与された。Sanghiグループは向こう3年間にGuntur県に年産250万トンのセメント工場を設けることを認められた。鉱物資源探査のためのビーチ・サンド採取地に指定されたSrikakulamからNelloreに至る海岸線の5区間では、既に3つのプロジェクトが認可されている。同州の花崗岩産業は世界的なリセッションの煽りで困難に直面しているが、回復の兆しも生じている。年間約7万立米の花崗岩が輸出され、特産のブラック・ギャラクシー花崗岩に対する国際需要は大きいと言う。
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