SEAnews 2001-04-09 ArtNo.25715

【ニューデリー】インドに進出した外国自動車会社が外国貿易総監(DGFT)と取り交わした覚書に基づく輸出義務の総額は2001年3月31日時点で2500クロー(US$5.35億)前後と見積もられる。
インディアン・エクスプレスが4月6日報じたところによれば、商工省は個々の自動車会社の輸出義務の正確な額の算出を開始した。
インドに進出した外国自動車会社は関係覚書の下、自動車の完全ノックダウン・キットもしくはセミ・ノックダウン・キットを輸入することを認められる一方、同輸入のために支払われた外貨を、完成車もしくは自動車部品の輸出を通じて相殺、外貨勘定の均衡を維持することが義務づけられて来た。2001年4月1日に貿易数量規制が撤廃されたため、今や外国自動車会社は自由に組み立てキットを輸入でき、外貨勘定の均衡も求められない。しかし2001年3月31日までに輸入したキットに関しては依然として、完成車／部品の輸出を通じ外貨勘定を均衡させる義務があると言う。