2001-04-06 ArtNo.25699
◆外国自動車メーカー、Dセグメント車新モデル投入準備
【ニューデリー】これまでA(超小型)、B(小型)、C(中型)セグメントのモデルを投入、インド乗用車市場にプレゼンスを築いた外国自動車メーカーは、今やD(高級中型車)セグメントへの進出を目指し、それぞれ市場戦略を練っている。
ザ・ヒンドゥーが4月5日報じたところでは、HyundaiやHondaは、既存施設を用いた現地製造を計画、これに対してGeneral MotorsやFordは近く発表される新自動車政策の内容次第では完成車(CBU)の輸入を計画している。
これまでに伝えられたところでは、ホンダは2.3リッター、150馬力、V-TECエンジン搭載のAccordを130万~150万ルピーで、フォルクスワーゲン傘下のSkodaは1.9リッター、90馬力のターボ・ディーゼル・エンジン及び2リッター、120馬力のガソリン・エンジンを搭載したOctaviaを約110万ルピーで、フォードは2リッター、130馬力エンジン搭載のMondeoを150万ルピー前後で、トヨタは2.2リッター、123馬力エンジン搭載のCamryを160万ルピー余で、三菱は2リッター、145-150馬力 エンジン搭載のGalantを160万ルピー台で、それぞれインド市場にデビューさせるもようだ。これに対してメルセデス・ベンツは2.4リターのディーゼル・エンジン搭載CDIバージョンを今年半ばに170万ルピー前後で発売、既存“S”クラスの売上減退を挽回する計画と見られる。
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