2001-04-04 ArtNo.25669
◆インディア・ニッポン電気、7.68%のシェア買い戻し提案
【チェンナイ】二輪車用電装品の製造販売を手掛けるIndia Nippon Electricals Ltd(INEL)は総発行株式の7.68%に相当する額面10ルピーの自社株39万5600株を、1株230ルピー以下で、従って総額9.10クロー以下で買い戻す計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月3日、INELの新聞発表を引用し報じたところによると、INEL取締役会は先週金曜の会議で株式買い戻し計画を採択、4月30日に特別総会を開き、株主の承認を求める。
株式の買い戻しは、ビジネス活動により得た現金余剰を株主に還元するのが狙いで、3.79%のシェアを握るプロモーターの一員、Harita Ltdが同オファーに応じる意向を表明している。
現在Lucas Indian Service Ltd、Harita Ltd、国産電機、及びINEL取締役やその他の個人から成るプロモーター・グループが払込資本の合計62.58%のシェアを占めているが、Harita Ltd以外のプロモーターは買い戻しに応じる意思はないとされる。また株式の買い戻しにより、INELの現金流動性が逼迫する恐れはないと言う。
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