【コルカタ】大日本インキ化学工業の傘下に入ったCoates of India Ltd(CIL)は、グジャラート州アーマダバードに月産1000トンのモジュラー印刷インク(新聞印刷用黒インク)工場を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月31日報じたところによれば、建設工事は既にスタート、今年8月乃至9月の完成が目指されている。CILのP.K. Dutt重役によると、新工場は大日本インキの支援を得てデザインされたもので、土地はそれ自身のものを用いるため、プロジェクト・コストは約6クロー(US$128万)と見積もられる。
ディスパーション施設はスイスのBuhler製のものが輸入されるが、タンクやパイプライン等、他の施設は国産品を用いる。CILはアーマダバードにISOの認定を受けた既存施設を有する。新施設は当面月間200トンの製品を製造、需要に応じて生産量を拡大する。
一方、コルカタ工場の月間生産量は現在300トンだが、2倍に拡大される。また南部にタンク等、ディストリビューション施設を設けることも計画している。既存の製品ライン内における品目の多様化も計画されており、詳細は6月にも発表されると言う。