2001-04-03 ArtNo.25651
◆石油製品、輸入規制撤廃後も政府機関を通じた輸入方式を維持
【ニューデリー】新輸出入政策の下、全ての石油製品は制限リストから解放されたものの、一部の主要製品は依然として政府機関を通じてのみ輸入できる。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが4月2日伝えたところによれば、新輸出入政策は全ての石油製品を制限品目リストから解放したものの、ガソリン、ディーゼル、航空タービン燃料(ATF)等は、依然として政府指定の国営企業によってのみ輸入される。これは関税貿易一般協定(GATT)XVII条項に基づくもので、これ以前のシステムはGATT-XVIII B条項に基づいていた。しかしナフサや瀝青は自由に輸入できるようになる。
業界消息筋によると、マーケッティング権を伴わぬ輸入の自由化はさしたる意味がなく、実際にこれらの製品が自由に輸入されるようになるのは、石油部門の規制が完全に解除される来年以降のことと言う。
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