2001-04-02 ArtNo.25647
◆エプソン、今年はプリンター市場の30%のシェア獲得目指す
【バンガロール】Epson Indiaは2000-01年度末時点で25%に達したものと見られるインド・プリンター市場におけるシェアを30%に引き上げることを目指している。
インディアン・エクスプレスが3月30日伝えたところによれば、エプソン・インディアのParamjit Singh Puri重役(MD)は同紙に以上の目標を明らかにした。それによると2000-01年度の売上は前年の150クローから230クロー前後に拡大したものの、市況低迷で目標には達しなかった。
同社の戦略は全体としてのシェアを拡大するとともに、成長領域、取りわけインクジェット・セグメントのより大きなパイを獲得すること。また既存モデルの価格を現状にとどめたまま、付加価値を高め、同時に新製品を紹介する戦術を採用している。インド市場には、親会社が日本で販売しているほぼ85%の製品を投入している。家庭用品から事務機、専門用途の製品(写真/非写真/プリンター)まで、あらゆる種類の製品をインド市場に紹介する計画だ。
これに伴いディーラーの数も現在の1500から2001年度中に4000に、再販業者は3500から8000に、それぞれ拡大される。またサービス・センターの数は現在の100から150に増やされ、9カ所にコール・センターを設けることも計画されている。また目下5都市で採用されているバンによるピック・アップ/ディリバリー・サービスも向こう数ヶ月間に拡大されると言う。
|