2001-03-30 ArtNo.25630
◆デル、プレシジョン・ワークステーション市場開拓に注力
【バンガロール】パーソナル・コンピューター(PC)の直販で知られるDellは、インドにおけるプレシジョン・ワークステーション市場の開拓に本腰を入れる構えだ。
インディアン・エクスプレスが3月28日報じたところによれば、デル・プレシジョン・ワークステーション部門のマーケッティング・マネージャー、Juan Vega氏と同マネージャーのDavid McQuarrie氏は記者会見の席上、ワークステーション市場開拓の抱負を語った。それによるとインドは同社にとって最も急成長を遂げる市場で、ハイパフォーマンス・ワークステーションのターゲット領域としては、クラスター・コンピューティング、CAD、アニメーション、銀行部門が挙げられる。
デルは、ブランド・パーソナル・ワークステーションの販売で、日本を含むアジア太平洋地域の28.8%のシェアを占めトップに立っている。またIDCの調査によると2000年第4四半期にデルのワークステーション販売はインド市場で400%を越える成長を遂げ、業界2位の18.2%のシェアを占めたと言う。
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