SEAnews 2001-03-30 ArtNo.25626

【ムンバイ】生物工学局(DBT:department of biotechnology)は、地元製薬会社－Zydus Cadila、Bharat Biotech、Shanta Biotech、Cadila Pharma、Biological Evans－と技術移転契約を結んだ。
インディアン・エクスプレスが3月27日報じたところによれば、インド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology)ムンバイ分校における生物科学／生物工学コースの開講式の席上、ＤＢＴのManju Sharma局長(secretary)は以上の消息を語った。それによるとこれらの契約は過去8ヶ月の間に結ばれたもので、Shanta Biotechにはアルファフェトプロテイン(alpha feto protein:羊水中の胎児によってのみ生成される蛋白質)、Bharat BiotechにはA型肝炎、Cadila Pharmaにはヒト免疫不全ウィルス(HIV)、Biological EvansにはB型肝炎の診断キットに関わる技術が移転され、Zydus Cadila とはある種の成長ホルモンに関する技術移転契約が結ばれた。Biological Evansに提供されたB型肝炎診断キット技術は、他の多くの疾病にも応用できると言う。