2001-03-30 ArtNo.25623
◆HPCL、マンガロール製油所権益に関する決定見送り
【ニューデリー】Hindustan Petroleum Corporation Ltd(HPCL)の取締役会は29日の会議で、Mangalore Refinery and Petrochemicals Ltd (MRPL)の37%の権益をAditya Birlaグループ(ABG)から買い取るか否かについて討議したが、最終決定を見送った。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン電子版が3月29日報じたところによると、HPCLのH L Zutshi会長兼MDは会議後、PTI通信に「我々は問題を投資委員会に諮る方針を決めた」語った。
ABGは政府に対し年産900万トンの製油所プロジェクトから手を引く意向を表明、対等出資パートナーのHPCLがその持分を買い取るか、HPCLとMRPLを合併すべきだと提案した。
しかし政府が合併に乗り気でないため、HPCLは投資委員会に諮り、その結果を踏まえて5月の取締役会議において再度問題を討議する方針を決めたと言う。
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