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2001-03-29 ArtNo.25614
◆HPCL、AVビルラのマンガロール製油所持分買収検討
【ニューデリー】政府系石油会社Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)は合弁パートナー、A.V. BirlaグループのMangalore Refinery and Petrochemicals Ltd (MRPL)持分を買い取ることを検討している。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月27/28日報じたところによれば、HPCLとビルラ・グループは現在MRPLに各37%出資、残りのシェアは金融機関と一般投資家が保持している。
消息筋によれば、AVビルラ・グループはHPCLとの経営スタイルの相違、MRPLの現経営陣への不満、MRPL及びビルラ・グループ自体の経営難から、数ヶ月前にHPCLに対してMRPL持分の売却を提案、政府方面にも働きかけを行ったもようだ。
一方、HPCLは石油省に宛てたその書簡の中で、もし政府が51.01%の同社持分を維持するとすれば、HPCLとMRPLの合併はあり得ず、同社としてはMRPL持分の部分的、もしくは全面的な売却のオプションを留保すると表明したとされる。
エコノミック・タイムズが28日伝えたところでは、MRPL株は目下実勢以下で取り引きされているが、これは膨大な債務、過大な資本ベース、多額な損失に由来している。2000年12月期年度に損失220クロー(売上2708クロー)を計上したMRPLの負債総額は5408クローで、内短期借入が401クロー、長期借入が1933クローを占める。MRPLの借入/自己資本比率は1:6だが、第2期プロジェクトに必要とされる5000クロー余りの大きな部分も借入に依存する見通しだ。
こうした中でAVビルラ・グループが撤退すれば、同社からの新規資金の注入は最早望めない。このためMRPLの金融再編は不可避で、負債額の縮小を図る上から政府の財政支援が求められる。HPCLは政府に対し、Oil Industrial Development Boardを通じた出資とソフト・ローンの提供を求めるとともに、日本輸出入銀行に返済の繰り延べを認めるよう働きかけることを要請したとされる。
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