2001-03-29 ArtNo.25611
◆マヒンドラ・シンタード、MicroMetと銅粉製造で提携
【プネー】Mahindra & Mahindraグループと英国企業GKNの51:49の合弁会社Mahindra Sintered Product Ltd(MSP)は、ドイツ企業MicroMet GmbHと、高品質な銅粉を自動製造する戦略提携を結んだ。
インディアン・エクスプレスが3月28日伝えたところでは、製造された銅粉はマヒンドラ・シンタードの社内需要に応じるだけでなく、インド国内や海外市場に供給される。
MSPは銅粉を用いて、自動車業界向けシンタード・ベアリングやパーツを製造する。MSPは現在マハラシュトラ州Ahmednagarの工場で社内需要に応じるため“reduction of copper mill-scale scrap”技術を用いて銅粉を製造している。
MSPのBM Kataria重役(MD)によると、同社が銅粉製造技術のアップグレードを望んでいるのに対して、MicroMetは生産活動のグローバル化と顧客への接近を希望している。両社の提携を通じて、MSPはMicroMetが開発した最先端のウォーター・アトマイジング・テクノロジーを無料で用い、生産施設をアップグレードできる。アップグレードのコストは4.5クロー(US$96万)で、工事が完成すれば年間2400トンの銅粉を製造できる。内600~700トンは社内で使用する。MicroMetは銅粉を海外に輸出する他、インド国内で販売する権利も認められる。MicroMetは初年度に約1000トンの製品を買い取ると言う。
|