【チェンナイ】米国拠点のGenome International Corporation(GIC)が進める20クロー(US$428万)のゲノム・プロジェクトが5月に始動する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月24日関係方面の消息として伝えたところでは、GICはタミールナド州チェンナイ市にゲノムのシーケンシングを引き受けるゲノム・シーケンシング・センターや計算/データ解析施設を設けることを目指している。
GICが18クロー、Tamil Nadu Industrial Development Corporation (Tidco)が2クローを出資する新会社Genome Technologies India Ltd(GTIL)は、当初シーケンシング・マシーン10基を導入、1年内にさらに10基を追加する。最終的に100シーケンシング・ユニットが設けられる。サンフランシスコのApplied Biosystems、サンディエゴのMolecular Dynamics、リンカーンのLicorが必要な施設や機材を納入する。
GTILは米国、欧州、日本の公共、民間研究開発機関に支援を提供する計画で、既に交渉が進められている。当初は伝統的なシーケンシング方式が用いられるが、その後GTILが独自開発した方式が採用される。既に特許権も取得した同方式は伝統的方式の6倍の高速処理が可能と言う。