2001-03-27 ArtNo.25583
◆センター・システムズ、台湾情報装置メーカー権益買収計画
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州ハイデラバードを拠点にするインターネット・コミュニケーション製品関連のテクノロジー・ソリューション・プロバイダー、Center Systems Ltd (CSL)は、台湾をベースにする年商8700万米ドルの情報装置メーカー、Well Communication Corporation (WCC)の権益買収を計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月22日報じたところによれば、CSLのEunni R. Sekhar重役(CEO)は21日記者会見し、WCCとの製造協力計画を発表するとともに、以上の構想を明らかにした。それによるとCSLはWCCに500万米ドル前後を出資することを検討している。WCCのプロモーターは今年5月に株式の公開公募(IPO)を通じ、その持ち分を縮小する計画だ。複数のベンチャー・キャピタル会社がCSLのWCCに対する500万米ドル投資をファイナンスすることに関心を示している。
WCCのCasey Yehアジア太平洋地域担当マネージャーによると、両社の製造協力協定の下、CSSはWCCのI-Power商標のセットトップ・ボックス、56kbpsモデム、ISDNターミナル・アダプター、Vizzy商標のLCDモニター等をインド市場に紹介する。
CSLはインド国内に11、米国シカゴと台湾に各1のセンターを設け、ネットワーク・ソリューション、テクノロジー・ディストリビューション、コンサルティング、ソフトウェア開発、ポータル・マネージメント領域のデータ・コミュニケーション製品やサービスを提供している。主要顧客にはBPL NetTata、TaTs Polycomm、Panduit International Corporationが含まれると言う。
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