2001-03-26 ArtNo.25571
◆サムテル、US$6424万投じブラウン管製造能力拡張
【ニューデリー】年商1100クロー(US$2.36億)のSamtel group子会社Samtel Color Ltd(SCL)は、300クロー(US$6424万)を投じ、カラー・ブラウン管の年間製造能力を220万台ほど拡大する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月22日SCLのステートメントを引用し報じたところによれば、新生産ラインではコンピューター・モニター用カラー・ディスプレー・チューブ(CDT)と最新カラー・テレビジョン用超薄型ブラウン管が製造される。ウッタルプラデシュ州Ghaziabadの既存工場に隣接して設けられる新生産ラインは2002年初に稼働する予定で、必要資金は内部資金と長期借入で賄われる。これによりSCLのカラー・ブラウン管年産能力は530万台に達し、同社は、インドで最初にCDTの製造を手掛けることになる。
コンピューター・モニターの国内需要は年率40%の成長を遂げており、現在の180万ユニットから2003年の500万ユニットに拡大する見通しだ。
昨年11月にR&Dラボラトリーを新築したSCLは新年度にはまた研究開発(R&D)に15クロー(US$321万)を投資する。SCLの2000年12月期年商は174.46クロー(US$3736万)、純益は17.75クロー(US$380万)をマークした。
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