2001-03-26 ArtNo.25561
◆ABB、US$1.25億でEssar製油所の25%権益取得
【ニューデリー】米系多国籍電力設備会社ABB Lummus IncはEssar Refineryの2600クロー(US$5.57億)の資本金中25%に相当するシェアを585クロー(US$1.25億)で取得することを認めた。これに伴い関係建設工事は来月再開される。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスは3月24日、Essar GroupのShashi Ruia会長の言として以上の消息を報じた。それによると、総コスト7800クロー(US$16.7億)のEssar refineryのEPC(エンジニアリング/資材調達/建設)請負業者ABB Lummusが同プロジェクトに25%出資することを認めたため、金融アレンジもまとまる見通しで、グジャラート州Vadinarにおける年間原油処理能力1050万トンの製油所建設工事も再開の運びとなった。工事は18ヶ月で完了するものと見られる。Essarグループは同事業に68%出資、残りのシェアは金融機関が引き受ける。ABBの出資は繋ぎ出資(bridge equity)で、同社は工事完成後、同持分を売却する。Essar筋はプロジェクトの借入/自己資本比率は2.8:1としているが、Ruia会長は詳細は未定と語った。
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