2001-03-23 ArtNo.25551
◆オリッサ州政府、タタのゴパルプル特別経済区開発計画認可
【ムンバイ】オリッサ州政府はTata Iron & Steel Company Ltd(TISCO)が年産100万トンの総合鉄鋼プロジェクト用に確保したGopalpurの3500エーカーの土地に特別経済区(SEZ)を開発することを認めた。
エコノミック・タイムズが3月21日オリッサ州政府筋の消息として報じたところによれば、州政府は中央政府の承認を得た後、TiscoのSEZ開発計画を認可した。それによると当該用地の使途は鉄鋼プロジェクトに限定されていたが、中央政府がTISCOとの間で取り交わされた覚書に修正を加えることを認めたため、同ハードルはクリアされた。
オリッサ工業開発公社(OIDC:Orissa Industrial Development Corporation)とゴパルプルに深水港の開発を計画するAdani Exportsが、TiscoのSEZプロジェクトへの参加に関心を表明しており、追って3社間の出資協定が結ばれるものと見られる。
しかしTisco幹部によると、同社はまだオリッサ州政府から正式の通知を受けていないと言う。TiscoのB Muthuraman重役(特別プロジェクト担当ED)は、同紙のインタビューに対してSEZのインフラ施設を開発後、潜在投資家にリースする考えを明らかにした。
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