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2001-03-20 ArtNo.25524
◆国営通信機器会社ＩＴＩ、モーリシャスに製造拠点設置検討
【ニューデリー】インド政府が所有する通信機器製造会社Indian Telecom Industries (ITI)は、モーリシャスにおける電話網のコンサルティング及び保守サービスを引き受けるのを機会に、同地に製造施設を設ける可能性を検討している。
エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが3月18日と19日報じたところによれば、ＩＴＩ幹部はこのほどＰＴＩ通信に以上の消息を語った。それによるとモーリシャスを拠点としたデジタル交換機やアクセス製品の製造の他、同地を橋頭堡に南アフリカ市場に進出する可能性も研究している。
アクセス製品にはＣＤＭＡ(code division multiple access)技術を応用したＷＬＬ(wireless and local loop)製品、ＨＤＳＬ(high speed digital subscriber line)、非同期ＤＳＬ、ＩＳＤＮ、ビデオ・コンファランス関連機器が含まれる。
ＩＴＩはまたモーリシャスにコール・センターやインターネット・キオスクを設けること、さらには現地企業と合弁でテレコム関連のソフトウェアを開発することも検討。来月にも現地を実地視察し、進出方式を決める方針と言う。
モーリシャス政府は最近、サイバー・ガバナンス／情報技術(IT)／テレコム・インフラを構築するためインドのインフォテック及びテレコム企業に支援を求めた。
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