2001-03-20 ArtNo.25514
◆商船三井/日本郵船/川崎汽船、ペトロネットLNG契約獲得!?
【ムンバイ】商船三井/日本郵船/川崎汽船と地元のShipping Corporation of India(SCI)から成るコンソーシアムは、他の2チームの追撃を交わし、Petronet LNGのために液化天然ガス(LNG)タンカー2隻を建造し、その運用を引き受ける4億米ドル相当の契約を獲得したもようだ。
エコノミック・タイムズが3月19日伝えたところによれば、先週金曜(3/16)、価格入札書類がオープンされ、商船三井チームのオファー価格が最低だったようだ。今週中にも落札者が正式に発表されるものと見られる。
ペトロネットLNG筋によると、三井チームがオファーした1日当たりのチャーター料は6万9000米ドル前後で、他の2チームのオファー価格を下回った。しかし同チームのオファーは、価格変動因数を消費者物価指数(CPI)にリンクすると言う入札条件を満たしていなかった。しかしSCI筋は、「それは小さなことで、如何様にも克服できる」と楽観的見通しを示した。
コンソーシアムには商船三井とSCIが各34%、日本郵船と川崎汽船が残りの32%をそれぞれ出資している。
|