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2001-03-19 ArtNo.25513
◆バジパイ政権、国防機器購買巡る汚職報道で窮地に
【ニューデリー】全国民主連盟(NDA)政権にとって先週木曜(4/15)は波瀾に富んだ1日だった。先ずママタ・バナジー(Mamata Banerjee)女史のTrinamool Congress(国民会議派の分派)がNDA政権に対する支持を撤回、その後批判の矢面に立たされたGeorge Fernandes国防相は、Samata Party(ビハール州基盤)がJaya Jaitly女史の党首辞任を交換条件に収拾を図った甲斐もなく、結局辞任に追い込まれた。
この日の出来事はウェブ・ベースの通信社“tehelka.com”が火曜に行ったセンセーショナルなすっぱ抜きで動揺するバジパイ政権の前途に一層大きな陰影を生じさせた。
Samata Partyの党首Jaitly女史はそのポストをV.V. Krishna Rao副党首に譲った。Jaitly女史は架空の武器製造業者から20万ルピー(US$4283)を受け取った現場をTehelkaにより放映された。しかし同女史はそれ自身が金銭を受け取った訳ではなく、如何なる不法な代償もオファーしていないとして無罪を主張、フェルナンデス国防相は、国防の士気を喪失させることを目指した陰謀と反論を試みたが、批判の矛先を交わすことはできなかった。
国営放送Doordarshanの番組に登場したフェルナンデス氏は、バジパイ首相に辞表を提出したことを確認するとともに、国防機器取引に関わるウェブ・サイト“tehelka.com”の論評について調査を求めた事実を明らかにした。
鉄道相のバナジー女史とその同僚、Ajit Kumar Panja対外問題担当国務相は、Trinamool Congressが連立政権支持取り下げを決めた2時間後に閣僚を辞任した。Trinamool Congressの連立政権脱退は、西ベンガル州の州議会選挙前夜における支持率の低下と密接に関係しており、同党スポークスマン、Sudeep Bandopadhyay氏が、この日の早い時期に「党と基層党員は党の名を辱めないことを望んでいる」と語ったことにも暗示されていた。観測筋は、西ベンガル州政界における主要なプレーヤーとしての地位を維持するには、何らかの断固とした態度を示す必要があると党指導部が判断したものと見ている。
バナジー女史はバジパイ首相に、国防相の解任を求めたが、首相の同意を得られなかった。このため女史は、Trinamool Congress議員との会議直後にその方針を発表した。Trinamool Congressの10人の議員の脱退後も、NDAの下院における多数は維持されたものの、信用失墜の打撃は大きい。
もう1つのNDAのメンバー、Janata Dal (United)もフェルナンデス国防相の辞任を要求、この種の汚職に寛大さを示すべきでないと政府に迫った。こうした中でArun Jaitley法相は国防機器調達を巡る汚職事件の真相を究明する如何なる調査にも応じる政府の姿勢を確認した。
一方、前政権、統一戦線(United Front)のメンバーに名を連ねていた左翼4政党とSamajwadi Party及びJanata Dal (Secular)はサード・フロントを組織した。同組織のリーダーを務める西ベンガル州のJyoti Basu前首席大臣(インド共産党左派)は、「国民会議派が政権を掌握した当時、同党は国民の利益を代表することができないことが立証されたが、インド人民党(BJP)は僅か2年の治世に一層醜悪な本質を露呈、BJPの治世には国防さえも危殆に瀕することが明らかになった」と声明した。
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