2001-03-15 ArtNo.25481
◆MTNL、他社と提携し海外テレコム事業に入札計画
【ムンバイ】デリー/ムンバイの基本電話サービスを中核とするMahanagar Telephone Nigam Ltd (MTNL)は他の公共/民間企業と手を結び海外テレコミュニケーション・プロジェクトに入札することを計画している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月14日、MTNLのRamani Iyer重役(チーフGM)の談として報じたところによれば、同社は既にTelecom Consultants India Ltd (TCIL)と提携し、様々なプロジェクトを物色しているが、他の企業と提携することも検討する。現在はダッカにおけるプロジェクトに注目しており、他の開発途上国のプロジェクトにも関心を抱いている。これは、基本電話サービスにのみ依存して生存することはできないためで、様々な収入源を開拓する必要がある。
MTNLは国内10サークルのA及びBカテゴリーの基本電話ラインセンスを申請しており、国際電話会社Videsh Sanchar Nigam Limited (VSNL)同様、全てのAカテゴリーの基本電話ライセンスを申請した。また基本電話サービス業者に認められた制限付き移動体通信ビジネスの潜在性に注目している。同社は5月から5万回線の制限付き移動体通信サービスを開始する。ムンバイにおけるセル式電話サービスに関しては、これまでに7000人とサービス契約を結んだと言う。
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