2001-03-15 ArtNo.25475
◆ヒンドスタン・ソフテル、製薬/生物工学市場に進出
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州ハイデラバード拠点のSuper Solutionsは先頃買収したGaruda Cements Ltdの社名をHindustan Softel Ltdに改め、情報技術(IT)ビジネスに進出したのもつかの間、製薬/生物工学領域への進出を目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月14日報じたところによれば、プロモーターのスーパー・ソリューションは当該セメント会社を買収した際、同社の中核ビジネスを情報技術(IT)業務に転換する計画を明らかにしていた。企業買収手続きの完了後、新経営陣は直ちにソフトウェアと化学品を手掛けられるよう払込資本10.25クロー(US$219万)の企業の社則に修正を加え、社名もソフトウェア・ビジネスに相応しいものに改めた。ちなみに同買収に関与したグループのメンバー、J.V.R. Mohan Raju氏は化学品や製薬中間体に関係するHindustan Overseas Corporationを所有している。
ヒンドスタン・ソフテルは今や化学品、製薬、バイオ薬品、遺伝子関連製品、遺伝子情報科学、診断学的試薬、診断キット、遺伝子工学応用の救命薬、抗生物質開発のための重合体連鎖反応技術等の事業を手掛けることを計画している。同社はまた化学品、製薬、バイオ薬品関連のコンサルティング・エンジニア業務を手掛け、バイオテクノロジー領域の臨床試験に関わる研究開発(R&D)センターを設けることを計画している。
ヒンドスタン・ソフトテルのJ.V.R. Mohan Raju重役によれば、同社は、中国のバイオ企業、Xiaman Mchem Import & Export Ltdと、ある種のバイオテクノロジー製品や製薬関連製品を製造し、インド国内でマーケッティングすることに関する覚書を交換した。
ヒンドスタン・ソフトテルはセメントの製造や関連ビジネスは最早手掛けない方針を決め、4月5日に催される特別総会の席上、以上の点に関して株主の承認を求める計画と言う。
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