SEAnews 2001-03-15 ArtNo.25470

【ニューデリー】Arun Shourie政府持分処分担当国務相は、チャッティースガル州のAjit Jogi首席大臣にBharat Aluminium Company Ltd (Balco)の51％の権益をSterlite Industries Ltd(SIL)から552クロー(SILの購入価格を僅かに上回る)で買い取ると言う提案を高裁の場で法廷宣誓するよう要求した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月14日伝えたところによれば、Shourie国務相は同紙のインタビューに対し、「Jogi首席大臣に高裁においてその提案内容を宣誓してもらい、その後で首席大臣の手並みを拝見したい」と語った。それによると、スターライトが中央政府から551.5クローで買い取るBalcoの51％の権益は株主協定に盛り込まれた定款(tag along right)の下、チャッティースガル州政府が買い取ることはできない。
同定款には、政府により選ばれた戦略パートナーがその権益を当初3年間売却することを禁じる条項が含まれている。もし戦略パートナーが同3年内にどうしても売却を希望する際は、25％のディスカウント価格で中央政府に売り戻さねばならない。
また戦略パートナーが中央政府以外のものに、また中央政府がBalcoの経営を任せるのに不安を抱かせるようなものに売却する際は、当該バイヤーは中央政府の49％の持分も同時に買い取らねばならない。したがってJogi首席大臣は51％ではなく100％権益を買い取らねばならず、1100クローをまとめて支払わねばならない。
チャッティースガル州政府は664クローの負債を抱えているが、Jogi首席大臣は州政府職員のサラリーを支給し、ローン金利も支払った後、ワン・チェックで1100クローを払う必要があると言う。