2001-03-14 ArtNo.25467
◆Mukand、西ベンガル州政府と特別経済区開発覚書交換
【コルカタ】西ベンガル州政府はMukandグループに率いられるBengal Port Ltd (BPL)と、特別経済区(SEZ)を開発する覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月10日伝えたところによれば、関係覚書の調印に立ち会った西ベンガル州政府のBansagopal Chowdhury工業部長は、中央政府は同計画を原則的に承認していると語った。計画されているSEZはSouth 24 Parganas県Kulpiの5000haの土地に設けられ、第1期プロジェクトでは1000haが開発される。同地の3分の2は農地で、第1期プロジェクトのオンサイト・コストは500クロー(US$1.07億)と見積もられる。食品加工、皮革、木製品、工学、家電、化学、自動車等、輸出志向部門の大企業200社、中企業450社、小企業1200社、総額2万クロー(US$42.83億)の投資誘致が目指される。
西ベンガル工業開発公社(WBIDC)、Mukand Industriesとその子会社Keventers Agro Industriesから成るBPLがオンサイト・コストを負担、オフサイト・コストは中央政府と州政府がシェアする。BPLは1年内に技術・経済事業化調査を実施、プロジェクト・コストや実行計画に関する報告書を作成する。州政府とWBIDCは開発用地を特定し、土地の収用を引き受ける。WBIDCのD.P. Patra重役(MD)によると、Consulting Engineers Ltdにより作成されたプレ事業化調査報告書が既に中央政府に提出されており、オフサイト・コストは400クロー(US$8565万)前後と見積もられている。
Mukand IndustriesのRajesh V. Shah重役(MD)によれば、同社は財務もしくは技術面のパートナーを物色していると言う。
タミールナド州とグジャラート州でもSEZの新規開発が計画されており、アンドラプラデシュ州、ウッタルプラデシュ州、マハラシュトラ州も同様のプロジェクトを準備している。
|