2001-03-14 ArtNo.25463
◆国内最大の商用車製造会社が、第1四半期の赤字番付トップに
【ニューデリー】インド経済界を代表するTata、Birla、Goenka、Thapar、Singhania等の同族企業が、年初9ヶ月(2000年4-12月)の赤字番付トップ10に名を連ね、国内最大の商用車会社Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)が純損失354クロー(US$7580万)でトップの座を占めた。
エコノミック・タイムズが3月11日伝えたところによれば、この他、赤字上位には、Raymonds、Birla VXL、Apple Finance、Hindustan Motors、Crompton Greaves、Mysore Cements、CESCが名を連ね、トップ10の合計損失額も1328クロー(US$2.84億)と、前年同期の611クローの2倍以上に拡大した。
小型乗用車Indicaの製造を手がけるTelcoの損失額は、自動車市況の低迷に祟られ前年同期の60クローから354クローに490%ジャンプした。Telco以外ではSinghania一族のRaymondsとThapar一族のCrompton Greavesが、Aグループに属している。B2グループのMardia Chemicalsが203クローで2位につけ、第3位はRaymondsの164クロー。Birla VXLとApple Financeがほぼ同レベルの100クローでこれに続いている。
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