1995-07-28 ArtNo.2542
◆<星>ファースト・エンジニアリング、S$8千万追加投資
【シンガポール】多国籍電子メーカー向けに精密射出プラスチック部品を製造するセスダック登録のファースト・エンジニアリングは、子会社ファースト・エンジニアリング・プラスチックスを通じて、ウッドランズ・イーストの新社屋と新工場(既存トアパヨ工場の4倍)に最大8000万Sドルを投じる。
創設者アンソニー・オン氏の子息で、マーケティングおよび事業開発担当重役を務めるJ.R.オン氏によると、3000万Sドルが新社屋と工場の建設に、4000万~5000万Sドルが設備に投じられる。新社屋と工場は来年第4四半期に完成する予定で、設備投資は向こう6~7年にわたって段階的に実行される。 同社は中国とマレーシアで積極的に業務を拡張しており、広州サンシン・プレシジョン・モールズ&プラスチックス・エンジニアリングに30%出資しているほか、蘇州に工場用地を取得、ペナンの新工場は今年第4四半期に稼働する。ペナン工場は96年末までに4倍に拡張される。同社はジョホールにも工場をもつ。95年の売上高は昨年の3000万Sドルを上回る4000万~5000万Sドルに達する見通しと言う。(BT:7/27)
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