【バンガロール】General Electric Company (GE)は2005年までにインドにおける売上を現在の10億米ドル強から40億米ドルに拡大する計画だ。
エコノミック・タイムズが3月6日、デカン・ヘラルドが7日報じたところによれば、GE IndiaのScott R Bayman社長兼CEOは5日記者会見し、以上の計画を明らかにした。
それによるとGEはグローバルな資材調達活動を加速し、既存ビジネスの強化を図る。インフラストラクチャー、取りわけ航空、電力領域のビジネス機会を探り、インド市場の開拓に努める。Bayman社長は、「成長とソーシングの機会を探っており、同社のビジネスにはさしたる投資は必要とされない」と語ったが、グループはこれまでにインドに5億~6億米ドルを投資している。航空機エンジン、器具、放送、資金サービス、照明、医療システム、産業システム、プラスチック、電力システム、運輸システム等、GEの世界ビジネスのほとんど全てが、合弁や単独出資、戦略提携、ビジネス開発、顧客サービス等の形式により、既にインドにプレゼンスを築いている。
GE India Technology Centre Pvt LtdのJean M Heuschen副社長兼MDによると、カルナタカ州バンガロールのJohn F Welch Technology Centreには1億米ドルの投資が予定されており、これまでに5300万米ドルが投資された。残額は向こう2年間に投資されると言う。