2001-03-07 ArtNo.25401
◆カミンズ・インディア、企業買収通じた事業の拡張計画
【ニューデリー】米国のディーゼル・エンジン製造会社Cummins Engine Companyのインド子会社Cummins Indiaは、4年内に年商10億米ドルの企業になることを目指し、2003年から積極的な企業買収に乗り出す方針だ。
エコノミック・タイムズが3月4日伝えたところによれば、カミンズ・インディアのRavi Venkatesan会長は同紙に以上の消息を語った。それによると、エンジンの総合的製造業者/ソリューション・プロバイダーを目指す同社の目標実現に寄与するような集合材やエンジン部品の小規模生産業者が買収のターゲットにされる。その他のオプションには設備能力の拡張やアウトソーシングが含まれる。しかし企業買収の具体的青写真はまだ準備されていない。
米国の親会社カミンズが51%出資するカミンズ・インディアは、マハラシュトラ州プネーの工場で様々なアプリケーションのディーゼル・エンジンを製造している。
Venkatesan会長は、カミンズ・インディアが生産性向上を目指した従業員の大幅整理やグループの大規模な再編を準備しているとの報道に触れ、そのような再編計画は存在しないと語った。
年商2300クロー(US$4.92億)のカミンズ・グループにはTata Engineeringとの50:50の合弁会社Tata Cummins、Cummins Diesel Sales and Service、Cummins Infotechが含まれている。
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