2001-03-07 ArtNo.25398
◆Telco、ジュネーブ自動車ショーで2つの新コンセプト発表
【ムンバイ】Tata Engineering and Locomotive Company Ltd(Telco)はこのほどジュネーブのモーター・ショーで2種類のコンセプト車、2-seater coupeと3-door offroaderを紹介した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月4日伝えたところによれば、前者は昨年度のショーで紹介したTata Ariaロードスター・コンセプトをベースにしたもの。Tata Aria Coupeはハイパフォーマンスな1.6~2リターのガソリン・エンジンを搭載、スタイルはイタリヤのIDEA Instituteがデザインした。
Telcoはマハラシュトラ州プネーの工場でインディカ・プラットフォームをベースに2002年に2つの変形バージョンを製造することを計画しており、Aria coupeとroadsterコンセプトの発表はインディアン・プラットフォームの多様性を誇示するのが狙いとされる。これらの変形モデルの様々なエンジン・バージョンをバックに、インディカ・プラットフォームは国内及び海外市場に強力なプレゼンスを築く見通しだ。
またTelcoの3ドア・スポーツ多目的車は、同社の既存5ドア4輪駆動タタ・サファリと同じプラットフォームをベースに製造されるもようで、3ドアへの改良はフランスのHeuliez社が引き受けている。
ホイールベース2450mmの3ドア・コンセプト・バージョンは既存サファリのホイールベースより200mm短いが、エアコン、パワーステアリング、パワー・ウィンドウ、電子セントラル・ロッキング、エレクトロニク・シフト・オン・ザ・フライ、エアバッグ、ABS等、5ドア・バージョンの特徴を全て装えている。
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