SEAnews 2001-03-07 ArtNo.25395

【ニューデリー】新車の完成車輸入が開放されたにも関わらず、Honda Siel Cars Ltd(HSCL)は、当初の計画通りAccordをインドで製造、今年7月に発売する方針だ。
インディアン・エクスプレスが3月5日報じたところによれば、ＨＳＣＬ幹部は、同紙に完成車輸入に有利な環境が生じたものの、同社は製造施設に余裕が有るため、アコードをインドで製造する方針を決めたと語った。それによると、ウッタルプラデシュ州Greater Noidaの工場にはジグやフィクスチャー等に少額の投資がなされ、当初の地元部品使用率は20％前後になる。アコードの売り出し価格は130万～140万ルピー(US$2.78万-3万)に設定される。ちなみにアコードが属する乗用車Ｄセグメントには、Hyundai Sonataを初めとして一連の新モデルの発売が予定されている。
ＨＳＣＬはトップ・エンド多目的車ＣＲＶや高級車Legend等、ニッチ・セグメントにおいては依然として完成車の輸入を検討していると言う。