2001-02-28 ArtNo.25357
◆HP社、ブルーストーン製品担当のソフト開発センター開設
【シンガポール】ヒューレット・パッカード(HP)はインドに第2のソフトウェア開発センターを設けることを検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月27日報じたところによると、HP社アジア太平洋地域ソフトウェア・ソリューション部門のSteve Au-Yeung重役(GM)は同紙に以上の消息を語った。それによると新センターは既存のセンターとは別個のもので、Bluestone Software関連の製品を手掛けることになる。HP社は昨年約5000万米ドルを投じ、米国のミドルウェア会社ブルーストーン・ソフトウェアを買収した。
新センターの開設はHP社のソフトウェア重視戦略の一環。HP社のソフトウェア売上は20億米ドルに達するが、今のところ同社をソフトウェア会社と呼ぶ者はない。そこで同社は世界第5位のソフトウェア会社としての一般の認識を高めることを目指している。
ブルーストーンの製品はHP社ソフトウェア売上の50%に貢献するものと見られ、同社は急成長するアジアのモバイル・マーケットの開拓に全力を傾注する。インドのソフトウェア・デベロプメント・センターのスタッフは毎年倍増する見通しと言う。
|