【ニューデリー】インド政府は、譬え入札者が1社であっても入札額が留保価格を超過している限り、Air India (AI)及びIndian Airlines (IA)の政府持分処分を実行、入札の再募集は行わないものと見られる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月26日報じたところによると、政府持分処分局(DOD:Department of Disinvestment)幹部は同紙に以上の見通しを語った。それによると益々多くの入札志望者が買収レースから撤退しているにも関わらず、政府持分の処分は続けられる。政府が再入札を募集する可能性に関して同幹部は、それはあり得ないことだが、まだ最終決定は下されていないと語った。
政府は両航空会社の入札者の顔ぶれや、数について沈黙を守っているものの、AIにはタタ/SIAチームが入札したにとどまったもようだ。しかしIAには少なくとも6チームが応札したようだ。