SEAnews 2001-02-27 ArtNo.25339

【プネー】小型乗用車Indicaの売上の落ち込みが伝えられるTata Engineering & Locomotive Company Ltd(TELCO)が、2月と3月の目標生産量を2倍以上に拡大した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月23日消息筋の言として報じたところによれば、Telcoは納入業者らに3月まで生産を大幅に拡大する方針を通知した。
Telcoスポークスマンはこの点に関する質問に、「1月の販売台数は、昨年12月に比べ顕著に回復した」と語った。Telcoの1月の乗用車と多目的車の販売台数は、5187台と前月比24％拡大した。乗用車と多目的車のこうした販売の伸びは、インディカの販売台数が2950台と前月比32％増加したため。特にＶ2モデルは市場の好評を博しているため、生産の拡張を決めたと言う。しかし今年1月の販売台数は昨年1月に比べると依然として47％下降している。
同スポークスマンは向こう数カ月の生産及び販売のターゲットを明かにすることを避けた。Telcoはここ数ヶ月月間平均2200台を生産／販売して来たが、納品業者筋によると、2月と3月には各5000台前後の生産が目指されている。
Telcoは過去数ヶ月、Hyundai、Daewoo、Maruti Udyog Ltd等の小型車との競争で苦戦を強いられて来た。昨年12月の輸出を含む販売台数は2280台と、前年同月の5388台から55％の落ち込みを見た。こうした中でTelcoはディーゼル・バージョン・インディカの改良モデルＶ2を発表したが、同社は今年後半には圧縮天然ガス(CNG)バージョンも発売する計画だ。