2001-02-26 ArtNo.25328
◆BPCL、年産600万トン製油所事業を単独で実行
【ニューデリー】Bharat Petroleum Corporation Limited (BPCL)はマドヤプラデシュ州における総コスト6562クロー(US$14億)、年産600万トンのBina製油所プロジェクトを結局単独で実行するもようだ。
インディアン・エクスプレスが2月23日、オフィシャル・ソースの言として伝えたところによれば、BPCL取締役会はOman Oil Company (OCC)から同プロジェクトに対するこれ以上の投資を行わないとの公式通知を受け取った後、最近の会議で以上の方針を決めた。しかしOCCはこれまでにプロジェクトに投じた資金はそのまま維持するもようだ。OCCの投資額は70クロー(US$1499万)前後と見られる。BPCL取締役会の単独実行の方針は、間もなく閣議の承認が求められる見通しだ。
北部、東部地区にプレゼンスを有せぬBPCLにとって、Binaプロジェクトは、石油製品に対する統制価格制(APM:administered pricing regime)が2002年に解除された後の北部/東部市場開拓の橋頭堡として極めて重要な意味を持つが、BPCLはこれまで単独でプロジェクトを進めることに消極的姿勢を示してきた。しかしプロジェクトの遅れに苛立つマドヤプラデシュ州政府方面からの圧力を受けた後、単独で実行する方針を決めたようだ。
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