1995-07-27 ArtNo.2532
◆<馬>STH、11月に空港管理システムのサブ入札募集
【シンガポール】クアラルンプル国際空港(KLIA)の総合管理システム(TAMS)契約を獲得したサプラ・ホールディングズ/トーメン/ハリス・コープ(STH)から成るコンソーシアムは11月にサブ・システムの入札を募集する。
シンガポール拠点の週刊誌ACW(アジア・コンピュータ・ウィークリー)がSTH幹部の言を引用して報じるところによれば、TAMSの中核を成すデータベース・システムは21のサブ・システムとこれらに接続した7つの別のサブシステムにより構成される。TAMSの核心は幅広いネットワーク・リンクとデータベースだが、STHは世界最良の各種空港管理システムを集合し、これらを1つの総合システムに統合することを目指している。このため入札はマレーシア以外の企業にも開放される。TAMSの構築は3段階に分けて進められ、第1段階には基礎デザイン/TAMS仕様の作成、21サブ・システムの入札募集等が、第2段階には設備の据えつけと試運転が、第3段階には訓練と保守が含まれる。21のサブ・システムはリアル・タイムの方針決定、情報提供、モニター、制御を保証するものでなければならないと言う。(MBT:7/26)
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