【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州政府は首都ハイデラバードにおける86万7000平方フィートのハイテク・シティー・プロジェクト第2期工事が今年3月までに完成するのに伴い、今度は州内の全ての県(districts)にサイバー・パークを設ける計画に着手した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月21日報じたところによれば、アンドラプラデシュ州政府のY. Ramakrishnudu財務部長は同紙に以上の計画を明らかにした。それによると州政府のIT産業誘致政策の奏功によりIT企業が大挙進出する潮流が生じており、民間部門はこうした潮流に乗じて300万平方フィートの床面積を有するITパークを州内の各地に設けることができる。
州政府は1999-2000年度に光ファイバー・ケーブル(OFC)を自由に敷設することを認める“free right of way”政策を導入したが、その結果Reliance、Bharti、Tata Teleservicesが、それぞれ大規模なOFCネットワークの構築を進めている。これらのプロジェクトの恩恵は次期会計年度に目にされる見通しだ。加えて州政府はVizagと東南アジアを結ぶOFC敷設事業を推進しており、アンドラプラデシュ州は広帯域ケーブルによりグローバル・ネトワークに直結され、帯域不足問題も解消される。
アンドラプラデシュ州のソフトウェア輸出は昨年の1059クローから今会計年度の1800クロー(US$3.85億)に拡大が見込まれる。ソフトウェア企業の数も2001年3月までに1200社に達する見通しと言う。