1995-01-23 ArtNo.253
◆<馬>ACP、蘭企業と域内プレハブ住宅市場開拓目指す
【クアラルンプル】最近クアラルンプル証取(KLSE)上場を果たしたACPインダストリーズBhdは20日、オランダ企業Grimbergen Alphen a/d Rijin BVとスルンバンに先進的プレハブ建材工場を設ける契約を結ぶとともに、この種の工場をASEAN諸国に設け共同で域内市場を開拓するための合弁覚書を交換した。
先ずACPの新設子会社ACPテクノロジーズSdn Bhdはスルンバンにプレハブ建材工場の建設を計画するグリムバーゲン社に1000万Mドルの関係機材を納入する。同工場ではCADエンジニアリング・ソフトウェアーを用いてコンクリート型枠の構造設計が行われ、また70%の建設作業が同工場内で済まされる。これにより工期が短縮されるだけでなく、厳密な品質管理が可能となり、水漏れ等の問題の発生も防げる。当初年間1200戸、96年年央までに2000戸、98年までには8000戸分の建材製造が目指される。 一方、ACPインダストリーズの完全子会社アソーシエーテッド・ストラクチュラル・コンクリートSdn Bhdはグリムバーゲン社とASEAN域内に同様な工場を設ける覚書を交換した。近く60:40の出資率で新会社が設けられる見通しだ。(NST,NS,SJ:1/21)
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