2001-02-21 ArtNo.25281
◆資本金US$5億以上の企業に国際電話会社権益への入札を許可
【ニューデリー】インド政府は19日国際電話会社Videsh Sanchar Nigam Ltd (VSNL)の25%の政府持分の売却入札を募集するとともに、少なくとも2500クロー(US$5.35億)の自己資本(net worth)を有するもののみに、入札資格を認める方針を明らかにした。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン及びエコノミック・タイムズが2月20日伝えたところによれば、目下VSNLの52.97%のシェアを保持する政府は25%を戦略パートナーに売却、1.97%をVSNL社員のために留保、その持分を26%に引き下げる。
複数の企業が合弁もしくはコンソーシアムを組織して入札する際は、自己資本の合計が2500クロー以上でなければならない。また入札企業の10%以上のシェアを有するものの自己資本のみが、配慮される。外国企業の自己資本は、入札申請日の中央銀行レートによりルピーに換算される。落札者にはインド証券取引局(SEBI)の規則に基づき公開買付が求められる。入札申請の締切は4月10日。
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