2001-02-21 ArtNo.25280
◆Sterlite Optical、米国に光ファイバー合弁会社設立
【ムンバイ】マハラシュトラ州ムンバイ拠点のSterlite Optical Technologies Ltd(SOTL)は米国企業General Cable Corporation (GCC)と、米国における光ファイバー・ケーブルの製造とマーケッティングに関わる提携を結んだ。
ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが2月20日報じたところによれば、両社が交わした覚書の下、GCCは米国コネティカット州Dayvilleの既存光ファイバー・ケーブル製造事業をSOTLとの50:50の合弁事業に転換、SOTLはケーブル原料の光ファイバーを合弁会社に長期ベースで供給する。この他、SOTLは経営ノーハウを、GCCはセールス&マーケッティング面の支援を、それぞれ合弁会社に提供、合弁会社はその製品を米国、カナダ、メキシコ市場で販売する。
Sterlite Industries (India) Ltd傘下のSOTLは、年産150万ファイバーkmの光ファイバー製造会社で、国内市場の60%のシェアを占めている。SOTLの年産能力は2002年までに500万ファイバーkmに達する見通しだ。ちなみにインドの光ファイバー市場規模は約200万ファイバーkmと見積もられている。
他方、GCCは12カ国に38プラントを擁する世界第3位のワイヤー&ケーブル会社で、年商は22億米ドル。
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