2001-02-20 ArtNo.25260
◆Winphoria、US$300万開発センター設置
【バンガロール】ワイヤレス領域のハイテク・スタートアップ企業、Winphoria Networksはカルナタカ州バンガロールに300万米ドルを投じてデベロプメント・センターを開設した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月17日報じたところによると、Winphoriaの創設者Murali Aravamudan重役(CEO)は同紙に、モバイル・ボイス・ネットワーク領域における次世代制御・交換機器のトップ・プロバイダーになる抱負を語った。同氏によると、Winphoriaは目下次世代CDMA/GSMネットワークの中核インフラを構築するために必要な技術を開発している。同技術は既存のワイヤレス・ネットワークのシームレスな統合を実現、様々なタイプの交信と通信ボリュームの拡大を可能にする。加えて新技術は様々なサービスを迅速に開発、収益源を拡大するのにも役立つ。
同社の新製品は目下複数のワイヤレス・オペレーターによりテストされており、今年第4四半期中に出荷できる見通しだ。2000年3月に創設されたWinphoriaは米国Tewksburyとスペインのマドリードに別に2つのデベロプメント・センターを有し、スタッフは合計95人。バンガロール・デベロプメント・センターにはエンジニア25人が勤務している。同スタッフは今年末までに最大100人に増員される。
Winphoriaは最近、ベンチャー・ファンド3社、Matrix Partners、North Bridge Venture Partners、Norwest Venture Partnersから1100万米ドルを調達したが、さらに4000万米ドルの第2次調達を予定していると言う。
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