2001-02-19 ArtNo.25255
◆マハラシュトラ州政府、US$5.3億LNGプロジェクト認可
【ムンバイ】マハラシュトラ州政府は15日、地元の複合企業Tata group/フランスの石油ジャイアンツTotalFina/国営ガス会社Gas Authority of India Ltd (Gail)の合弁に成るIndian Natural Gas Company(Indigas)がムンバイに2480クロー(US$5.31億)を投じ液化天然ガス(LNG)ターミナルを建設する計画を認可した。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月16日、マハラシュトラ州政府のステートメントを引用し報じたところによれば、ムンバイ北東部TrombayのTata Power Company(TPC)の施設に隣接してLNGターミナルや再ガス化施設が設けられる。
この日、州政府の専門委員会により認可されたプロジェクトは2期に分けて進められ、年間600万トンのLNG処理能力が備えられる。LNGはTPCに供給される以外に、家庭用、工業用、車両用燃料として利用される。第1期プロジェクトでは300万立米のガス処理施設が設けられ、この内3分の1がTPCに、残りはRashtriya Chemicals and Fertilisers、Ispatグループ、Mahanagar Gas等に供給される。
IndigasはQatar Gas及びYemen Gasと、LNGの購入交渉を進めており、また第1期プロジェクトの金融アレンジ交渉は2001年第3四半期に妥結する見通しだ。
専門委員会はこの日、またBhushan Group of Industriesの冷間圧延鋼板製造事業(700クロー)及びIndag Bio-Fertilisersのゴミの有機処理を通じた肥料製造プロジェクト(35クロー)を承認した。
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