2001-02-19 ArtNo.25253
◆富士通ゼネラル現地合弁会社、ゼネラル商標エアコン発売
【ニューデリー】ETA Ascon Groupと富士通ゼネラルの合弁会社、ETA General Pte Ltdは、General商標のエアコンをインドで発売した。
インディアン・エクスプレスが2月17日伝えたところによれば、合弁会社には富士通ゼネラルが15%、Fujitsu General, Asiaが16%、ドゥバイ拠点のインディアン・パートナーが残りの69%を出資している。
ETAゼネラルのCR Menon重役によると、同社は既に2000年7月から操業を開始、2002年までに60クロー(US$1285万)の投資を予定している。これまでに35クローを投資、ポンディシェリーに設けた年産10万台のエアコン製造施設を通じて、ゼネラル商標エアコンのCKD(完全ノックダウン)製造を開始した。キャパシティー1.5トンと2トンのウィンドウ及びスプリット・エアコンを、前例のない10年間の品質保証付きで発売。価格は2万7500ルピー(US$589)から6万ルピー(US$1285)。ETAゼネラルは段階的にインド全体をカバーする流通網を構築する計画で、第1段階として南インドをカバーするディーラー100社を指名した。今後、西部地区、北部地区、そして東部地区をカバーするネットワークが構築される。2002年までに採算ラインに乗せ、3年内に市場シェア10%を目指す。また5年内に年商25万ユニット、地元部品比率100%の実現を図る。
富士通ゼネラルの小家保善常務取締役によると、同社は大型の霜取り不要冷蔵庫をインド市場に紹介することも検討しており、目下事業化調査を進めていると言う。
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