2001-02-19 ArtNo.25248
◆ウィプロ、Cyberabadにメガ・テクノ・キャンパス建設
【ハイデラバード】Wipro Technologiesは、アンドラプラデシュ州政府が州都ハイデラバード内に開発するハイテク副都心Cyberabadにテクノ・キャンパスを設ける構想の具体化に本腰を入れている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月16日伝えたところによれば、ウィプロ・テクノロジーのSudip Banerjee重役(COO)は同紙に以上の消息を語った。それによるとハリヤナ州Gurgaon及び西ベンガル州カルカッタにおける新デベロプメント・センターの開設等から成る拡張戦略を完成させたウィプロは、ソフトウェア・デベロプメント・キャンパス開発計画の一環として、CyberabadのManikonda村に110クローを投じて新デベロプメント・センターを設ける。
アンドラプラデシュ州政府は、Indian School of Businessに隣接した30エーカーの土地を確保しており、今年3月には新キャンパスの建設が開始される。第1期プロジェクトは2002年7月までに完成、最終的に3000人のソフトウェア専門家が収容される。別に20エーカーの土地の追加提供も約束されている。ウィプロは90年代初めからハイデラバードにおける業務を開始、今では1500人のスタッフを擁する。内大部分はウィプロ独自のデベロプメント・センターに勤務している。
ウィプロ・テクノロジーのDevashish Ghosh副社長によると、ハイデラバード・デベロプメント・センターは、ウィプロのグローバル・クライアントにワールド・クラスのサービスを提供することを目指しており、法人ビジネス、テクノロジー・ビジネスに関わる66件以上のプロジェクトを手掛ける。これらの顧客にはNokia、Ericsson、Microsoft、Inso、Deploy、Thames Water、Tuftsが含まれる。ソフトウェア専門家に日本語、日本文化、日本式行儀等の訓練を施すジャパニーズ・センターも設けられる。
ウィプロは既にバンガロール、チェンナイ、プネー、ハイデラバードにデベロプメント・センターを有し、今後グルガオン、Navi Mumbai、Calcuttaにも同様の施設を設ける計画だ。ウィプロ・テクノロジーはまた英国の水事業会社テムズ・ウォーターのために設けたデベロプメント・センターの試運転も開始したと言う。
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