【ニューデリー】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)のBimal Jalan総裁は14日、今会計年度の国内総生産(GDP)成長率が6%前後に達すると予想、グジャラート州における震災がGDP成長率に影響を及ぼすとの懸念を否定した。
デカン・ヘラルド及びエコノミック・タイムズが2月15日報じたところによれば、Jalan総裁は、インド商工会議所連盟(FICCI)主催の第3回保険計理士国際会議の会場でマスコミのインタビューに対して以上の見通しを示した。
それによるとインドは過去10年間平均6%の成長を遂げてきたが、中期的に7~8%の成長率を実現する可能性は大きい。仮に7~8%の成長率を維持できれば、国内金融業界にとって輝かしい展望が開ける。
ジャラン総裁は席上また、預金金利の引き下げにより直接公定歩合が影響を受ける恐れはないと断言した。しかし米国連邦準備銀行の金利引き下げに伴いRBIが公定歩合を引き下げる可能性に関してはコメントを控えた。